Koja: Teda, elementární japonština a nějak v ní plaveš

Tak já to teda vysvětlím:
皆さん、入社おめでとうございます。本日、ここに93名の新入社員の皆さんをお迎えし、心よりお祝い申し上げます。
皆さんご存知のとおり、日立プラントテクノロジーは日立プラント建設、日立インダストリイズ、日立機電工業、日立製作所の一部門が事業統合し、4月1日付で発足いたしました。事業統合により、新会社は、「モノづくり力」、「エンジニアリング力」、「現場力」の融合とコラボレーションにより、新たな価値と成果を生み出し、さらなる高付加価値企業への飛躍を図るチャンスを得ました。このチャンスを活かすためには、我々自身が各社の社風や文化の違いを乗り越え、新たな仲間として融合一体となり、一丸となって力を発揮することが必要不可欠であります。これまでの統合に関わる各分科会活動においても、統合全体会議においても、特にこの点に力を入れてきており、今後も、継続してまいります。新入社員の皆さんは、統合前の各社をそれぞれ受験し、内定され、その後、新会社が発足したことに若干の戸惑いもあったかと思います。しかしながら、本日より、日立プラントテクノロジーの第一期生として、新入社員全員が心をひとつにし、強い仲間意識を持ち、自分達が将来、この日立プラントテクノロジーを支えていくという気構えで、業務に取り組んでいただきたいと思います。
私は本日、記念すべき当社第一期生として社員になられた皆さんに望むことをいくつかお話したいと思います。
まず、第一は 「高い『志』を一人称で語れる」人になってほしいということであります。
「志」とは自分がこの会社に入って何をやりたいのかという明確な目的意識と、それをやり遂げようとする情熱からなります。そして、高い「志」を持つと同時に、自分はこう考える、自分はこうしたいと周りにはっきり語れる人間になってほしいということであります。会社に入るとややもすると、「志」を自ら実践するのではなく、距離を置いて評論的に語ったり、「志」を語ることすらやめて、先輩の後を走る方が楽に感じてしまう場合があります。しかしながら、ただ、先輩の敷いたレールの上を走っているだけでは新しい考え方やモノは生まれてこず、会社や皆さんも発展しません。何よりも、皆さん自身が自己実現という、人間本来の持つ喜びを喪失してしまうことになります。高い「志」をいつまでも持ち、語りつづけ、職場における持ち場、立場で自らの最善を尽くして実践していただきたいと思います。
第二は「正直な、信頼される、清潔な」人であってほしいということであります。
昨年、企業の安全や品質に関するトラブルが相次いで発生しました。
当社では、「安全」、「品質」、「環境」、「コンプライアンス」を経営の根幹と位置づけています。一旦、「安全」や「品質」などの問題が起こりますと、お客様や社会へ多大な迷惑をかけるばかりでなく、企業としての信用を失墜し、市場から退場を命じられることになります。そのようなことにならぬよう、皆さん一人ひとりが企業活動においても強い倫理観のもとに、正直に、誠心誠意、行動していただきたいのです。
それによって、皆さん個々人が信頼されることになりますし、ひいては企業としても信頼を勝ち得ることができます。
皆さんが入社後、仕事をしていく上でいろいろな誘惑に出くわすことがあると思いますが、個人としても集団組織としても、決してそのような誘惑に惑わされることなく、基本と正道に立ち返り、自らを厳しく律し、公私共に清潔な人間であり続けていただきたいと思います。また、倫理的に清潔であるとともに、「心が健康」な人になってもらいたいと思います。そのためには、常日頃、いろいろな人に会い、美しい事象を眺め、良き友と語らうなどして、精神生活を豊かにすることも必要です。心の健康があって、はじめてよい仕事ができるのです。
最後に、「変化に挑戦し、変化を克服できる」人になってほしいということであります。
企業を取り巻く環境は、政治・経済・社会いずれの面においても、常に、大きく変化しております。顧客もマーケットも世界的な規模で、極めて早いスピードで変化しています。周りが、大きく変化していく中で、変化に対応できない企業は、存続することが許されない、大変厳しい時代となっています。我々が戦うべき相手は、競合する企業というより「変化」そのものと言ってよいでしょう。
このような「変化」の時代に必要な人材とは、変化を早く察知し、変化に対応して仕組みを変えることができる人です。環境に合わせて自らを変化させ、さらに、周りに変化を引き起こせる人です。このような、変化に挑戦し、変化を克服できる人が、これからの時代を切り開いていける人であり、リーダーとして求められていることを認識していただきたいと思います。
例えば、海外市場において、世界に伍していくためには、当然のことながら、英語、中国語などの語学力や異文化の相手とビジネスを展開できるセンス、スキルが必要です。いつでも世界に出て行き、世界に伍していくために自らを変化させる努力をしていただきたいと思います。
以上、三つのことをお話ししましたが、これらのことを胸に留めていただき、明るく、元気に仕事をしていただいて、皆さんと当社が共に発展していくことを心から祈念いたしまして、私の訓示といたします。
本日は誠におめでとうございました。